読書感想文「ユダヤの商法」を読んで

まえがき: 久しぶりのブログ更新である気がする。ここ最近は学部の勉強から解放されて勉強したかったことを手当たり次第に始めて、大学付属図書館の方々から本を借り、現在18冊の借本が自宅の食事用テーブルを占領しているおかげで、キッチンで調理道具から…

ナルシシストがウザいのは自分が大好きだからではなく、自分の大好きな自分をみんなも好きだよねを強要するからだと思う話

まえがき: 札幌脳学校では月に一度「オフ会」と称して、普段オンライン上でしかやり取りのないメンバー同士が集まり、一緒に食事をしたり、それぞれの最近勉強してきた内容を報告するオフラインでの会合を活動の1つとしている。現在(2021年2月)は新型コロナ…

バレンタインデーに臭過ぎる部屋で餃子を食い散らかす高慢なオタクが一人…の話

まえがき: 「三つ子の魂百まで」でいう「三つ子」は数え年での年齢なので、正味2歳までに一生続く性格が決まってしまうという恐ろしい諺がある。しかし、もっと恐ろしいことに生まれもっての遺伝という要素のために育ちではどうしようもない性質(数学的な才…

読書感想文「地球星人」を読んで

※極力内容には触れないように気を遣ったつもりですが、以下に小説のネタバレが一部含まれている可能性もあるのでご注意ください。 小説を読んで声を出して笑ったのは久しぶりのことで、長時間ぶっ通しで本を読んだ(19時から23時くらいまで)が、読後感として…

医療経済の講義を受けたのに内容と関係ない陰謀論を引用した感想文

本文: 講義に参加するにあたり、予習として図書館でミクロ経済学の本を一章だけ読んで参加した。というのも、それくらい私は経済学が何をしているのかについて全く知識が無く、前提が無いと講義についていけないのではないかという不安があったためである。 …

推しのブログ更新時刻から元気をもらうドルオタの話

まえがき: 札幌脳学校はオンラインでの活動がメインなので、新型コロナウイルスによる外出自粛期間中にも関係なく、新しく入るメンバーがチラホラいる。去年の4~5月にかけて、お笑い芸人コンビのオードリーが土曜の深夜に放送しているラジオ番組オールナイ…

真夜中に一人缶ジュースを持って右往左往する愚者の話

まえがき: 「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という使い古されたフレーズがあるが、これを知っていてもなお経験にしか学べないのが愚者の悲しき性というもので、この状況を改善するべく色々と本をつまみ読みしたり、先駆者の話を聞いてそれを参考にし…

童貞だらけのコミュニティでも人見知りした童貞の話

まえがき: 1900年代初頭だったか、かつて日本にも童貞が称揚されていた時代があったらしい。*1しかしながら、現代社会においてはチンパンジーが多数派を占める為か、童貞はカッコ悪いものであるという認識が浸透している。年がら年中発情期であるのが人間ら…

諦めるとか考える以前に試合終了している話

本文: 平日かつ明日はテストなので手短に打ち直さず一気にブログを書いていこうと思う。 テストとは言っても、学校のテストではなく趣味で受けている某無線の国家試験のことで、別の学校での試験に注力していた影響でこちらの国試の対策はほとんどで出来てい…

性格を発表する暇があったら好き嫌いについて語ってほしいと思う話

本文: このブログを何個か読んでくださっている方にはお察しいただけているかもしれないが、聞かれてもいない話をダラダラとしてしまい、怒られることがよくある。 余計なことまで話す理由としては、その話をしている間に私なりに相手の様子を観察(話を聞い…

夜道を歩き頭のクールダウンを試みたらアゴがキンキンに冷えた話

まえがき: 人は匿名性が保証されていると感じるとき自己規制意識が低くなり、結果として情緒的・衝動的・非合理的な行動が増えるという話がある。(※1) これは1969年には提唱されていた社会心理学の知見らしいが、個人的にすごく身につまされる話であり、全然…

老害という言葉を使うのは老害予備軍だと思う話

まえがき: ブーメランはオーストラリアの伝統的な狩りの道具である。地理的にも日本とは離れた場所発祥で、博物館などでも似たような日本製の武器を見たことはないが、なぜかブーメランの認知度は高い。 私のお友達に教えてもらった知識の中でよく日常で観測…

治験を受けない日本人の話

いいわけ: 一日外にいてから書くブログは今回が初めてである。いつもなら1000文字超のブログをキチンと改行して書いていくが、見た目を整えていく作業をしていくとブログを一本書くのに1時間近くかかってしまうので、平日のブログはよほど暇でやることがない…

Youtube依存症の克服を諦めた話

本文: 基本的に私は動くのが嫌いな「怠け者」であり、休日も自己投資に充てようと計画だけを立てて結局何も生まないタイプの凡人(か、それ以下)の人間である。今日、昨日と一日中寝転がって読書すらせずにずっと寝転がってYoutubeを見て、寝落ちして、お腹が…

ゴム手袋をつけた指先に静電気が走った話

まえがき: いい歳こいてお年玉を頂いているので、最近臨時でたくさんのお金が入った。かつて私はススキノのとある風俗店でアルバイトをしていた経験があるが、当時の自給で換算して15時間分程いただいた。(いくらかはご想像にお任せする) その風俗バイト15時…

テストで頭を使わな過ぎてお腹も減らなかった話

本文: 人類の火の使用は色々な人間らしい機能の進化と結び付けられて語られる。私の知っている話では、人類が火を使用して料理をするようになって、衛生状態と栄養状態が非常に良くなり、高ランニングコストの大脳皮質を維持できるようになって、これがどん…

1000円カットで散髪したら毎度強豪校の女子バスケ部員っぽくされる話

本文: 身だしなみに無頓着であり、パジャマで講義を受けてあまり喋ったことのない同級生に注意されたこともある私は、散髪に関しては1000円カットで済ませている。しかも、散髪の頻度は3か月に1回なので、正味月に散髪にかかる費用は333円程度であるという計…

走りながらカラスを見て妄想を広げた話

まえがき: 数年前に、インプットも重要だがとにかくアウトプットだ!3:7の7でアウトプットをせよ!と言う主張が飛び交う意識の高いコミュニティでちょっと年上のお兄さん方と遊んでいた影響もあって、考えていることを外に出すというような行為を練習してき…

シャーデンフロイデをくすぐる作りをテレビドラマで見つけた話

まえがき: 一昨年の秋に脳学校メンバーからお借りした、ダニエル・カーネマン著の「ファスト&スロー」で読んだ内容に「プライミング」という概念があった。これは、前に得た情報によって認知や行動がその影響を受けるといった感じの概念で、例えば、「グレ…

読書感想文「実践版0~3歳までのモンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!」を読んで

まえがき: テンポラリーという、1つのテーマについて脳学校メンバー全員で調べて、そのテーマに関する小ネタをまとめてブログにするという月一の活動用にこのブログを使い始めたがうまくいかなかったので、こちらのブログは普通に札幌脳学校の校長のブログ…

Temporary(12月分)

恋について オタク組織に見えて、思いの外、リアルを充実させているメンバーが多い札幌脳学校。 充実させていない側の校長のドМな一面もあり、12月はクリスマス→恋じゃろ。と、 安直にテーマを決定し調べてきました。よければ役に立ちそうだなと思う知識は以…

Temporaryとは

Temporaryとは 札幌脳学校メンバーで毎月テーマを1つ決めて、そのテーマと絡む「脳」について一ヶ月間、短期集中的に調べ、その調べたことのまとめをブログ記事にするという一連の活動をするチャネルをTemporaryと呼んでいます。 月のテーマは毎月25日から翌…

攻撃性について(フェードアウトした過去作)

攻撃性について 攻撃性(aggression)とは、心理学の定義でいえば、相手を傷つけたり損なったりを意図するあらゆる言動を指し、敵意による衝動的なものか計算されたものであるかは問わない。例を挙げると、治療を目的として足つぼをぐりぐり押して結果としてあ…