テストで頭を使わな過ぎてお腹も減らなかった話

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人類の火の使用は色々な人間らしい機能の進化と結び付けられて語られる。私の知っている話では、人類が火を使用して料理をするようになって、衛生状態と栄養状態が非常に良くなり、高ランニングコストの大脳皮質を維持できるようになって、これがどんどん肥大化していったというものがある。(※1)

実際人の脳は、体重量の2%しか占めていないながらも、熱量の20%を消費する非常に燃費を食う臓器で、その機能を100%フル稼働しようとすると絶えず食事をとり続けなければならないとも考えられているらしい。(※1)

そういった雑学は知らなくても、テストなど緊張や集中した状態を保ちながら頭を働かすような作業を長時間おこなった後というのは何となくお腹が減ったり、甘いものが欲しくなるものだと思うし、私もお勉強をした後(特に数学など苦手分野で無駄に悩んだ後)にはチョコレートにイチゴミルクといった、糖尿病まっしぐらな頭の悪いおやつの食べ方をついついしてしまう。

余談ではあるが、チョコレートを食べると恋をしたような気分になるといった「チャーリーとチョコレート工場」でも使われていた有名な伝承?があって、その科学的な裏付けとしてフェニルエチルアミン(PEA)という、恋愛ホルモンっぽいと考えられている化学物質がチョコレートに含まれているからだという説は、そのPEAの経口摂取から脳への移行性の観点から考えてどうも怪しい話らしい。(※2)他にも、カンナビノイド(大麻の成分)が含まれている(※3)から幸せな気分になったり病みつきになるだとか、カテキンが緑茶の3倍含まれている(※4)から虫歯にはなりにくいし、カテキンアルツハイマー病予防になっちゃうかも(※5)だとかごちゃごちゃ言われている。色々な機能がありそうでそういう話を読むのは面白いが、私はそんなトクホみたいなノリでチョコレートを食べる人とは仲良く出来ない気がしている。というか、トクホを免罪符に不摂生している人間が苦手なのかもしれない。

本題は、頭を使った後は腹が減るという話であった。

今日は朝から夕方まで一日がかりで大学のテストがあり、テスト後の夕飯に対する期待値はかなり高かった。空腹をスパイスに美味しいごはんを食べることがお金もない、酒にも酔えない、若くしてED気味である私にとって上級に位置する愉悦であった。

しかし、薬学の学部レベルのテストというのはほとんどが暗記問題で構成されていて、きっちり覚えてしまえば全て秒で解ける問題しか出ないケースが少なくなく、今日のテスト「も」やはり大して頭を使うことはなく、それが朝から夕方まで続こうとお腹が減ることは無かった。今日のテストのために、去年の12月から1か月程度暗記をちょっとずつ継続していたわけだが、その暗記をした甲斐を感じるような問題は1つもなかった。どうせなら、もっと教科書を読んでマニアックなところを余分に勉強しておいた方が後々ためになったんじゃないかとすら思った。こんなにイキり散らしておいて不合格だったら目も当てられないが、それはそれで黒歴史として面白いのでフリとしても今は散々イキるポーズを続けようと考えている。

お腹も減らず、テストも面白くなかったので、今日の晩御飯は卵かけご飯に納豆を入れる、たまなっとうライスにした。

明日からは薬学の勉強を置いといて、無線と電磁気の勉強をしようと思う。楽しみなので早く寝る。(1日起きていたので疲れてはいる)

 

※1

www.youtube.com

 

※2

news.yahoo.co.jp

 

※3

www.scienceofcooking.com

※4

www.asakura.co.jp

※5

www.ishiyaku.co.jp