最近の本の読み方の話

※制限時間40分でブログを書いています。

 

最近あまり一冊の本を通読するという時間を作れておらず、色々な本を隙間時間に一章分ずつ読み進めるという、少年ジャンプの連載を追うような読み方をしている。

この読み方のいいところは、プライミング効果*1みたいな感じで色々な人の言い分を頭に入れた状態で周りを見れる(気がする)ことがある。

ただこの読み方の悪いところは、途中の内容を本ごとにいちいち思い出して読んでいかねばならぬので、通読するよりも圧倒的に時間がかかってしまうということがある。学習の効率で言えば、定期的に思い出して復習していく作業が入る分いいのかもしれないが*2、時間がかかってなかなか一冊の本も読み終わらないという状況は、同じようなことを長いパートを割いて言っているような本を読んでしまった場合、途中で飽きてしまう。

 

そんな同じ主張にダラダラとページを割くような本は悪書で読む価値のないもの*3であるとバッサリいければいいのだが、そんなに悪書を見抜けるほど目が肥えているとも思えないし、飽きてやめるにしても多少後ろ髪を引かれるところもあったりして、部活を退部する時くらいの精神的な多少のダメージをくらう。(逆に言えば、私が部活を辞めるのはそれくらいのノリだともいえるが。)

 

そんな少年ジャンプ式の読みでも最近ようやく通読できた本がちらほら出てきて、今日は「美容資本」*4という見た目を美しくすることに時間やお金をかけることによる効果を調べてみましたという内容の本を読み切った。読み切ったが、美容にお金や時間をかけることで恋愛や幸福度や年収に良い効果がありそうだという割と予想の付く結論で、そんなに驚きはなく、ただ今後も地道に見てくれも気にしていこうと思うだけの本だったので、読後には「あんまり興味のない話を長く読んで疲れたな」という長い買い物に付き合わされた後に似た感覚が残った。

 

面白そうな本だと思って買い、まだ読み切れていない本は棚にたくさん積んであって、それでもまだSNSなどで流れてくる本の中で興味がそそられるものに目移りしていくこともあり、いくらお金を使ってしまったと反省しても懲りることなく定期的に数万円単位で出費してしまう。美容に金を使ったら人生楽しくなるよ的な本よりも、本に投資したらこんないいことあるかもねという本を探して買うべきだった気がしたが、「美容資本」を買った当時は男性用化粧品に興味があったので仕方なかったという気もする。

 

結局たらたらと書いて、いつもより文字数は稼げていないが、ここで40分経ったので終わる。

 

※DaiGo氏と勘違いされた元総理のお孫さんを誤ダイゴと呼ぶYoutubeコメを見て思い出した曲

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