夏休みの宿題の話

※タイマー失くしちゃいましたが制限時間40分でブログを書きます。

 

とは言ったものの、昨日からあまり寝ておらず、今日一日勉強したことも右から左へ流れてしまったのかあまり覚えていない。なんとなく思いついていて、物の名前がのどのあたりまで出ているけれどなかなか思い出せないという現象をTip of Tongue(略してTOT)

現象と呼ぶらしい*1。私の場合、睡眠時間が4時間以下だとこのTOTが頻繁に起こる感じがして、喋っているときにも「なんだっけなアレ、あの~」みたいなノイズが多い喋り方になる。

以前に会話においてノイズが多くなる際には、いま頭で考えていることをそのまま口に出して間を埋めるとよいみたいな記事を紹介したが、TOT中の私が頭で考えていることは「あれなんだっけ、喉元まで出てきてるんだけどな、うーん思い出せない、気持ち悪い」なので、全然賢そうでないし口に出さない方がいいまであるんじゃないかなどと思ってしまう。

 

あまり昨日眠れなかった理由としては、今日の動物行動学輪読会*2向けの発表資料を直前になってから急いで作っていたためで、結局また計画性の無さが自分の首を絞めているのである。浪人を経て、自身の計画性の無さについては痛感したつもりであっても、その後の大学生活においては、課題提出締め切り前日に課題を初めて睡眠時間30分で仕上げたり、期末試験の前日に勉強を始めて3時間しか眠らずにテストに臨んだりと、計画性の無さを睡眠を削ることによってカバーしたつもりになって失敗するパターンを何度経験したか数えられない(数えたくもない)。

余談ではあるが、人の睡眠は90分周期で脳波のパターンが変化しており、その周期の中で前半45分の眠りと後半45分の眠りのもたらす機能がそれぞれ違っていて、前半は睡眠後の記憶課題パフォーマンスの向上、後半は寝る前に学んだ記憶の定着に関係していそうだという話*3を聞いたことがあるので、徹夜はせずに時間が無くても最低90分は寝ることにはしている。(せっかく学んだばかりのことを忘れたくないという貧乏性ゆえ)

 

思えば小学校で初めて夏休みの宿題が出された時から、宿題は最終日にまとめてやるタイプの子供であった。そう考えると、学校に通っている期間ずっとこの直前に課題を片付ける癖と付き合ってきたわけで、もしかしたらその悪癖が、土壇場でペラペラとアドリブで喋って乗り切る能力の醸成に寄与していて、ある種の私のアイデンティティの一部となっていると考えてしまい、この癖を嫌いになり切れないところがある。

それはちゃんと夏休みの宿題を計画通りにこなす人から見ると甘えであり、言い訳に過ぎないが、私は私を肯定するように考えるときほど力が発揮されるときは他にないようで、どれだけクズだと他人に言われたところで、ダメな自分を愛してしまうナルシシストが死んでくれないのである。

 

今回のブログの内容とはあまり絡んでいないが、昨日は眠くならないようにご飯をあまり食べていなかったので、代わりにご飯にまつわる曲を聴いていた。

打首獄門同好会の「日本の米は世界一」*4という曲である。

私は主食はもっぱらライス派で、米を食べられない日にはちょっと不機嫌になってしまったりする。ただ、白米は好き過ぎて食べ過ぎてしまい、食後は絶対に眠くなるというのが悩みどころで、そうでありながらこの米を食べることを止められないのである。

曲の紹介というより、米が好きだという話になってしまったが、そんなうっかりさんな私も私は大好きである。

 

気が狂ったかのように自己肯定してきたが、人生で一番長く付き合う人間が嫌いな奴だと地獄だと思うので、私は出来ればどこまでもナルシシストでありたいと思っている。