輪読会に参入するので緊張しているという話

※最近は60分の制限時間でもブログが冗長になっている気がするので、制限時間40分で書きます。

 

脳学校のメンバーが動物行動学に関する輪読会を開いてくれることをグループLINEにてお知らせしてくれた。輪読会メンバーは大部分が私よりも2つ下の学年の生物学科の人間で構成されているので、私はアウェイの環境におそらく最年長として飛び込んでいくことになる。

 

高校生のころにビジネス英会話の講師がやってきて、3時間ぶっ通しで授業を行ってくださり、授業の終盤に、その授業を通して習ったことを踏まえてグループで10分間の環境問題に関するプレゼンと質疑応答をせよ、というなかなかにハイカロリーな企画を置いてきたことがあった。この授業でグループのプレゼンをする際に、講師から与えられたテーマが「コンフォートゾーン(comfort zone)*1から出よ」というもので、あまり話したことがない(であろうと高校教師陣が判断した)人間同士でグループが決められ、その中で短時間でプレゼンの内容を考える作業を行った。私は昼休みを空き教室で一人過ごしたり、基本的に特定のメンバーとつるんで行動することはしない方針でいたので、教師から見て私が話したことなさそうなメンツも、それなりに話したことのある人間で構成されていて作業はつつがなく進行した。

 

話を現代に戻すと、これから私は久しぶりにコンフォートゾーンから少し出たグループ(動物行動学輪読会)に異物として混入し、そこでうまくやっていこうという気になっているわけだが、そもそも約1ヶ月前に実習というかたちで薬局に配属されたのもコンフォートゾーンから出た場所への参入であったし、その約3ヵ月前には北大心霊研究会に入るという形でコンフォートゾーンから出て遊んでいた。つまり、そんなに改めてカタカナ語を導入してまで強調するほどでもない私の習慣的な行動であったということをここで自覚したのである。

 

人見知りぶっておいて、定期的に別のコミュニティーを渡り歩いていくとんだカマトト浮気野郎であるということを自覚してしまった私は、この自覚もまた初めてではない気がして、この感覚はまた次に別のコミュニティーへ参入する際にも苛まれ続けるものなのであろうなと悟った。

 

なんにせよ、これから動物行動学の勉強を始めるということにワクワクしているということに対しては迷っていないので、高校のときに導入された「コンフォートゾーンから出よ」という呪詛を忘れて、純粋に楽しんでいこうと思っている。

 

※輪読会の教科書