「何を楽しみに生きているの?」はこっちのセリフだと思った話

まえがき:

先月は全然ブログの投稿が出来なかった(一か月で4本)ので、今月はもう少し多く投稿したいと思い、どうしたら投稿数を増やせるか考えてみた。

投稿数が増えない理由としては、「1本書くのに時間がかかり過ぎる」に集約できるが、そうなってしまった原因は主に3つあると考えられる。

  1. ブログ用の参考文献を探してくる手間
  2. 文章を冗長に書きすぎている
  3. ラジオを聞きながらでの作業である

うえから1つずつ改善策を自分なりに考えてみた結果、今月からはタイマーで60分セットして、タイマーが鳴ったら途中でも投稿するというのがいいんじゃないかと思いついた。

従って、今後のブログでは尻切れトンボで終わっているホラーの演出みたいなブログがちらほら(あるいはしばしば)見られることになってしまうことになるかもしれないが、これはある種の実験的試みなので今月いっぱいは怒られても続けようと思う。(誰も怒るようなメンバーはいないと思うけど)

今回のブログもタイマーで60分セットしてよーいドンで書き始めているので、さっさと本文に入ろうと思う。

 

本文:

両親とは毎日のようにLINEをしているので生存アピールは出来ているとは思うのだが、毎週土日のLINEはこちらが暇だと知っているのか結構しつこいことが多い。

LINEをしているとは言っても既読をつけているだけなので、土日だけ返信しているからそのときにしつこく返されるのは、まぁそれはそうだろうという感じはするので、その点には何も感じないのだが、毎回「何してるの?生きてる?」という親のコメントに対して「生きてます。勉強してます。」と返すので、このパターンに飽きたのか今日はとうとう「何を楽しみに生きているの?」という変化球コメントが父上からかえってきた。

こんな質問をLINEで気軽に聞くとはノリの軽いおっさんだなと思いつつ、面白い質問だと感じたので既読だけつけた状態で数時間放っておいて考えてみた。

余談ではあるが、メールは小3レベルの読解力で読める文章のときに返信率が最も高くなるという米国での調査結果があるらしい。*1

「何を楽しみに生きているの?」という問いはそこだけを切り取って額面通りに受け取れば、私が楽しみにしていること、つまり「勉強なり実験なりをして知らなかったことを知ることを楽しみに生きているよ」と返すのが適当に思える。

しかし、その前のやりとりで「勉強してます。」と毎週散々言ってきたのにも関わらずそういう問いを投げてくると言うことは、父親はその「勉強してます」と「楽しんで生きています」を繋げて考えていないと想像でき、恐らくLINEで一行勉強を楽しんでいるのだ、という旨を伝えたところで納得はしない可能性は高そうに感じる。従って、この質問にストレートに答えるのはやり取りをこじらせる面倒事の種であると判断し、何か父上の納得しそうな嘘っぽくない私の生き甲斐を一発返信して、金輪際この面倒な問答を封じることを方針として考えることにした。

お勉強が突き抜けてできるわけでもなくて、それでも勉強を頑張っている中高生はいっぱいいて、そういう人は部活で汗水流している不良よりも卑屈で、周りの大人からも「勉強ばっかしてないで少しは子供らしく○○しなさい」と言われて可哀そう、そんな風潮おかしくね?みたいな内容の本を去年の今頃くらいに読んだのをちょっと思い出した。*2

父上は博士課程に進学しながらも途中で家庭教師のバイト先の娘と結婚したような型にとらわれない奔放さを持ち合わせている人間で、ちょっと粋な回答を好む傾向にあるので私は結局「勉強の合間にお父さんとこうしてLINEして、変わらない日常のありがたみを幸せに感じているよ」と、さも波乱万丈経験者のような返信をした。

これを考える上で、難しかったのは逆に父上が何を楽しみに生きているか知らないと、相手の納得するような生き甲斐の回答は考えようが無くて難しかったという話d