子供部屋で高卒が見た夢の話

※前回同様制限時間40分でブログを書いています。

 

睡眠の質が悪くなっているのか最近夢をよく見る。「ラジオ番組においては、夢の話は何でもアリ過ぎてついていけなくなるから話題としては最悪なものの一つである。」ということを何かの番組で聞いた覚えがあるが、ブログではどうなのだろうか。とにかく私の現実的な不安を反映しているような夢だったので覚えてる範囲で説明させてもらう。

 

講義を受けている。大講堂での講義で教授がスライド式の大きな黒板で何やら数式を羅列している。その数式達はぽつりぽつりと離れ小島のように、各数式同士は何かを書き込むための余白を充分残している感じで配置されている。黒板の準備を終えた教授が「昨日の宿題の成果を前に出てきて書いてください。簡単だったかもしれませんが。」という。私は前に出て問題を解く任を与えられているのに宿題をやっていない。担当の問題を見ると、まぁアドリブで解けそうな感じではあるが予めノートにやってきてその結果を写経している人よりも時間がかかりそうで、その様子から予習していないことがバレそうな感じはある。後ろの席の友人が、私が宿題をやっていない様子に気づいて「これを見なよ」と彼の宿題を見せてくれる。冒頭から間違っていて長々と書いてある計算が意味をなしていないことがぱっと見でわかる。宿題をやっていない問題に加えて、間違った答えを親切で提示してくれる友人への対応問題が増える。「ありがとうございます。参考にしますね。」と愛想笑いをして間違ったノートを手に取り黒板へ向かう。とりあえずアドリブで書ける方針的な部分だけを黒板に示して怒られようと覚悟を決める。

と、ここで目が覚める。

 

思いの外長くなってしまったが、こんな感じの夢であった。夢なのでツッコミどころは満載ではあったが、実際何かやるよう任を負っていて、その準備が中途半端な状態で期限になって、もっとできたはずなのにという思いを残す出来栄えを人様に提示するということを色々なジャンルで何度も経験していて、非常に私にとってリアルな内容の夢ではあった。

浪人している時代によく聴いていたUVERworldの「Fight For Liberty*1は、「自分は一回の人生に後悔を残さないように全力でやるけど人にはそれを強要しない」的な熱く優しい内容の歌詞が好きだったが、そのとき思い描いていたストイックさは入学後には実現できておらず、あちらこちらの分野に浮気して、祖母の年金で家賃を払ってもらっている子供部屋札幌支店で怠惰な毎日を送っている。

夢はそういった現状の先にある不安を経験に基づいて投影したものではなかろうかと考えた。

 

今日も子供部屋は薄暗いが、こういった環境も影響してるように思えてくる。この薄暗さは強い光を見ていると頭痛がしてくるのであえて暗くしている。

余談ではあるが、最近できた片頭痛の抗体医薬品が11%程度ではあるが片頭痛を完治できるのではないかといわれてる話を聞いた。*2

 

豚はイノシシを飼いならすことで品種改良の末にできた人間に都合のいい家畜であり、イノシシが頭と胴体の大きさの比率が頭:胴=7:3であったのに豚では3:7になっていて、脳の大きさも委縮してしわの数まで減っているという話がある*3

実際脳のしわの数や体に占める大きさが「賢さ」と関係があるかは議論の余地があるところではあるが、こういった話を聞いたときの心象としては、自身は今「満足な豚」*4に向かっていて、高校の時に大学に入るという目標だけをとりあえずストイックに目指していたときよりも阿呆になっているのではないかと感じてしまうところがある。

 

朝から夢一つで結構反省させられているのではあるが、40分たったので夢同様とりとめのない感じで終わる。